先日、コーヒーの記事を書きましたが、もう少しコーヒーについて考えてみたいと思います。
なんせ、わたしコーヒー好きなんで・・
ちなみにファスティング2日前からコーヒー断ちして、9日間飲んでいません、、
と言いつつ、実はデカフェのコーヒーをちょっと飲んでみたりしましたが、半分も飲めませんでした。受付けませんでした。
さて、前回はコーヒーに含まれるカフェインにはエネルギーを作り出す電子伝達系というサイクルに作用して無理やりエネルギーを作るってちょっとマニアックな話をしました。
そんなマニアックな話でなくても、カフェインには他に覚醒作用や利尿作用、鎮痛作用とか認知機能向上、脂肪燃焼、などの効果も言われています。
身体にいいって聞いたのに・・
いいの?悪いの?どっちなの?
結論から言えば、
作用が良い面になる人と悪い面になる人がいるということ。また、良いときもあるし、悪いときもあるということ。
表裏一体。
身体に何の問題もない自律神経も整った健康な人なら、多少のカフェインでもビクともしない、恩恵に預かれるでしょう。
しかし、体がだるい、重い、眠れない、夜間覚醒、甘いもの欲求、立ちくらみなど不定愁訴のある人は同じ作用がよい恩恵にはならないということです。
人はストレスを感じるとそれを脳の視床下部がキャッチして下垂体に指令を出し、指令を受け取った下垂体は副腎に指令を出し、副腎はコルチゾールを発動します。
これがストレス応答。
この一連の流れを視床下部(hypothalamic)、下垂体(pituitaly)、副腎(adrenal)の頭文字をとってHPA軸といいます。
HPA軸は副腎だけではなく、自律神経、甲状腺機能も制御しています。
この軸がおかしくなると、副腎疲労、自律神経失調、甲状腺機能低下症ということになります。
カフェインはHPA軸を刺激します。
コーヒーを飲むと頭がスッキリして活力が出ますよね。
つまりは、ストレス応答と同じことをコーヒーで起こしている感じ。
他にHPA軸を刺激するもの
・アルコール
・砂糖 (甘いもの・血糖値の急上昇)
・小麦グルテン
・乳糖(カゼイン)
・タバコ
どれも中毒になりやすいものです。
脳に作用するので、どうしてもやめられない・・となります。
まとめ
自律神経の乱れや眠り浅い、なんだかだるい、疲れが残るなど不定愁訴と言われる症状がある人はHPA軸を狂わせるものは避けてみるべき対策のひとつ。
コーヒーの特性を知って嗜好品として楽しみましょう