へバーデン結節の治療


毎日本当に暑い日が続きますね。

今年は特に湿度が高く蒸し暑く感じます。

外出時にマスク必須だからでしょうか。。

マスクをしていると、熱中症リスクは高まります。

十分注意して、よりこまめに水分補給をしてくださいね。

さて、先日へバーデン結節の動注治療という治療を受けてきました。

へバーデン結節とは

 示指から小指の第一関節がぼっこりと腫れて曲がって、痛みを伴うもの。

ちょっと物が触れるだけでも、ビリっと痛むのでペットボトルの蓋を開ける雑巾を絞る、日常の作業に支障がでてしまう症状です。

 原因は不明。40代以降に多く発症。

施術は大丈夫なの?と心配されてしまいそうで、公言は控えていたのですが、

施術はつまむような動作はないので、施術には影響ないので安心してくださいね。

実はへバーデン結節はかれこれ10年くらいのお付き合いでして。

はじめは右の人差し指だけ、それから3年ほど前から中指、1年ほど前から小指と左手と広がってしまいました。

原因がはっきりしていないし、治療法も確立されていないので、今まで病院で診療を受けたことはないのです。
「どうせ、病院では治せない」と思っていました。

が、しかし、、

今回、ネットで「動注治療」をいう新しい治療法を知って、受けてみたくなりました。

これは動脈から点滴するように薬剤を入れて、余計に増えてしまった血管を塞ぐのだそうです。

なんでも、人体には生命維持に欠かせない正常な血管のほかに、痛みのある部位にはモヤモヤとした異常な血管の存在が最近の研究で分かってきて、そして、人間の身体には「血管と神経は一緒になって伸びる」という基本ルールがあり、その異常に伸びた神経から痛みの信号が脳に送られるということが研究の結果分かってきたと。

その異常に伸びた血管はモヤモヤとして見えることから「モヤモヤ血管」と言われているそうです。

動注治療はその異常に増えたモヤモヤ血管を塞ぐことで、神経も遮断して痛みを軽減する治療法。

自費診療なので、費用はちょっとお高いですが、たった1回、しかも5分程度の処置で終わるなんて、夢のよう。

へバーデン結節はよく鍼治療もよいと聞きますが、たぶん半年〜1年くらいかけて通うことになるので、それに比べたら結果費用的にもお安いかもしれません。

(鍼治療を否定しているわけではありません)

新しい治療法なので、やってみたい!

ただ単純にそう思いました。

やってみた感想ですが、、

処置はほんの5分、いや2、3分?

麻酔をする時にちくっとした痛み、薬剤が入っていった時に親指から示指ー小指にかけて、カーッと熱くなってちょっとした痛みと痺れを感じて、思わず

「うわぁ痛い」

と言ってしまいましたが、

でも、なんだか効きそう、、、。 

そのあと、すぐにその痛みも熱い感じもなくなって、なんだか手がさっぱりしたそんな気がしました。

効果を感じるまで1週間くらいかかると言われましたが、2日目の今日、指先の痛みが少し減っている気がするし、第一関節の炎症も治っているような気がします。

痛みがゼロになることはないと言われましたが、今までの痛みが「10」だとすれば、今は半分、「5」くらいにはなっています。

へバーデン結節はその人にしかわからない痛み、生活の不自由さがあって、本当に辛い。
整形外科とか行っても「一生上手に付き合っていくしかない」と言われ諦めてしまっている人って多いと思うんです。

「動注治療」やってみる価値ありだと思います。(あくまでも個人的感想ですが。)

表参道のオクノクリニックにて受けました。
私が受けた「動注治療」動画があったので貼っておきますね。ご参考に。