鍛えず、楽に動きましょ。。


2月から週に1回、高齢者ディサービスで、『介護予防のための体操』を

指導させていただいています。70代後半から最高齢は94歳!の利用者さんです。

 

 shinia taisou

 

 

『介護予防』って耳慣れない方もいるかもしれませんが、、

要介護状態の発生を出来る限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要介護状態であってもその悪化を防ぐこと、軽減を目指すこと

そのためにする運動や体操だったり、、

 

 

平均寿命が男女とも80歳後半ですが、健康寿命、つまり介護なしで生活できる年齢とは70歳後半くらい、つまり10年くらいは介護なしでは生活できない、とされています。

そんな状況にいる高齢者のできることを増やしてあげることが、介護予防だと思います。

 

理学療法士さんとか、だいたいの指導者が、介護予防のために

「筋力をつけましょう!」と言って、筋トレ体操を指導します。。(たぶん、、ね)

 

でも、

 

わたしの場合は、違います。

 

「より楽に、省エネで動くコツ」

そのための体操で身体を動かします。。

 

体操は簡単で地味、、

辛くないので、やってる方も 「これでいいの?」って思います。

運動(体操)はつらいとか、疲れるものだと思ってるから。。

 

でもね、

 

70歳越えて、辛い運動なんてしたくないよね?

ワタシだったら、、イヤだと思う、、と思う。

 

辛い運動で鍛えるより、

より楽に力を使わないで済む方法があったら、、 いいと思いませんか?

 

「骨ナビ」で自分の骨、関節を感じながら、全身を整えます。

筋肉より、骨と関節が大事です。

まず、自分の関節が動く、という事を思い出してほしい。。

筋トレって言われると絶望感を抱きませんか?

「もう無理。。」って。。

でも、動かすコツに筋肉はあまり必要ないのです。

 

 そして、今日は

 

「歩く」 という基本的動作

 

「ホネナビ」「整体ウォーキング」の手法を使って、

参加者の皆さんに

「より楽で省エネな歩き方」 

を伝授。

 

何よりうれしかったのは、介助なしには立ち上がれない、歩けない利用者の方が

それをほんのちょっと学んだだけで、1歩のスピードが倍の速さになって、足をスッと前に出せるようなったこと。

 

周りの利用者さんが驚いてました。

「すごい、あんなに早く歩けるようになった!」って。

 

それだけでも、トイレまでの時間が短縮できるワケですから、、、スゴイことなんですよ!

 

 「へーっ」の連続。

 

身体が「楽で動きやすい」

を実感できるので、すぐ納得してくれて

やる気満々。。きっと自宅に帰っても、練習してくれるだろうな。

 

これって、高齢者だけの話じゃないんですよ~~~

 

70歳まではまだまだ遠い、、、と思っても

 

知ってるだけで、全然違うんですから。。

 

ほんのちょっとの身体の動かし方、、

 

知るはなるべく早く「、、、がイイね。

 

筋トレなんかしなくても、

 

いつまでも老けない歩き方、身に付けませんか?

 

 

 ☆fukuiku  とべ ☆