腸内環境を整える食事術


こんにちは

おとな女性のための整体サロン fukuiku とべです。

分子栄養学の講座を受けるようになって、改めて「腸」の重要性を再認識しています。

どんな栄養サプリを摂っても、腸の状態が良くなければ吸収されません。

ビタミンBなどは腸が作り出す栄養素、ビタミンBが足りない原因が便秘や下痢などの腸の不調だったりするのです。

 

まずは自分の腸内環境を知る

  •  自分のお通じの観察。
    しっかり見れば腸内フローラの状況もわかります。
    理想は「黄土色のバナナ状で水に浮く」です! そして、1日2回!!

  • 胃腸が固く、お腹が張っているかどうか。
    張っていれば、悪玉菌が多い可能性

  • 家族歴
    母親の腸内フローラを引き継いで生まれてくるので、家族構成(自分が何番目の子どもか?)、生まれた時の状況(自然分娩か帝王切開か)、母乳で育ったか、粉ミルクで育ったか、などで腸内フローラ、持っている細菌の数が違ってくるそうです。 
    明らかに自前の腸内フローラが少ない、、、と思われる場合はせっせとプレバイオティクスや発酵食品を摂ることを心がけましょう。

 

腸内環境を整える食事の基本

  1. 炎症を起こしやすいものを避ける
    小麦(グルテン)
    乳製品(カゼイン)
    単純糖質の取りすぎ(砂糖やコメ)
    食品添加物
    質の悪い油(トランス脂肪酸)
  2. 善玉菌を増やすプロバイオティクス(乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌)とプレバイオティクス(食物繊維、オリゴ糖など)を一緒に摂る
  3. 水溶性食物繊維を積極的に摂る
    野菜:モロヘイヤ、山芋、おくら、里芋、こんにゃく、など
    海藻:わかめ、あおさ、海苔、ひじき、もずく、めかぶ、など

  4. 不溶性食物繊維を摂る
    野菜:切り干し大根、ごぼう、アスパラガスなど繊維質の野菜
    きのこ:きくらげ、しいたけなど
    穀物:ヒエ、アワ、キヌア、アマランサス、玄米など
    豆類:大豆製品 (取りすぎに注意する)

  5. 質のよい油を摂る
    揚げ物の油、サラダオイル(オメガ6脂肪酸)などは取りすぎると炎症を促進させます。
    オメガ3系オイルや中鎖脂肪酸を積極的に摂ることにしましょう。

 

腹部膨満感、便の形が不安定、匂いが強い、下腹部痛があるなど腸内で悪玉菌が増えて異常発酵しているサイン。
悪玉菌が増えると免疫力が著しく低下します。
その状態が長く続くと「腸漏れ(リーキーガット)」を引き起こす原因となり、慢性疲労ややる気が出ないなど精神的に影響されるようなことが起こります。

便秘、下痢をあなどるなかれ!

まずは自分のお食事を見直してみてくださいね。

腸の粘膜細胞は1−2日という短期間で入れ替わります。
腸漏れを引き起こすまで荒れた状態にしてしまうかどうかも、普段の食事に左右されるのです。

なかなか腸の状態が良くならない、、という場合は食事の改善と共にサプリの力を借りると短期間で効果が出やすいです。

 

次回は腸内環境改善のために使えるサプリメントをご紹介しますね。

 

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