こんにちは
fukuiku とべです。
ただいま絶賛断捨離中!
ずっと溜め込んでいたあれやこれやを片付けています。
そんな中、13年前に「掌蹠膿疱症」になった時に調べたファイルが出てきました。
読み返してみると、ほぼ「分子栄養学」的治療法。
腸で作られるビオチン(ビタミン群の1種)とか、当時あんまり理解できなかったけど、今読み返してみるとよくわかる!
あの頃はまだ分子栄養学って言葉はネットでは出てこなかった。実践講座を主宰している宮澤先生も分子栄養学に出会ったのは14、5年前だというお話。
掌蹠膿疱症ってどんな病気かというと。
(画像はネットからお借りしてます)
13年前、前職の旅行会社勤務のサラリーマンから転職。整体セラピストとして働き始めたころの話です。
ある日、手のひらが赤くポツポツと水泡ができて、赤くなって痒くなりました。
1週間くらい経っても、治らないので皮膚科を受診しました。
菌の検査をして「水虫じゃないね。」と言われて、「とりあえずコレ塗って」みたいな感じで軽いステロイド軟膏を処方され、私は「どう見たって、水虫じゃないよ!」って思ってましたよ。
当然、処方された軟膏を塗ったところで、改善などされず、どんどんひどくなる一方。
でも実は同じ時期、私は手のひらの湿疹とは別にもう一つ、悩みを抱えていて、それは、「胸鎖関節の痛み」 左の胸鎖関節のあたりがボッコリと膨らんで、ジンジンとした痛み。寝てる間も痛い、寝返りもできない。
これも、整形外科を受診して「腫れてるね、炎症だね。」とだけ言われて、抗炎症の塗り薬を処方。
「腫れてる、炎症・・それは私だって言われなくてもわかるよ。」と心の中で思う。
周囲からは、整体の仕事で、どこか変な力が入ってるじゃない?とか、ぶつけた?」なんて言われてました。
結局、どちらの症状も病院では、原因はわからず、病名わからず。
自分であれこれとネット検索して、ようやく見つけた「掌蹠膿疱症」という病名。
症状が「手のひらの湿疹、胸骨、肋骨の関節痛」
あー私はコレだ!と確信。
そして、たどり着いた「ビオチン療法」秋田の本庄第一病院の藤崎先生という方が唯一掌蹠膿疱症を専門で診察されていると。
でも、さすがに遠い,、、
さらにネットで情報を探して、その先生の処方する薬が「ビオチン・ビタミンC・ミヤリサン」の3つ。
なぜにその3つなの? ネットでいろいろと調べた結果が・・・、
13年前のメモ 、抜粋
「ビオチンの働き」
・脂肪酸やコレステロールの代謝をしながらエネルギーをつくる
・糖代謝の補酵素 不足すると筋肉痛、疲労感
・皮膚、毛髪や神経組織を健康に保つ
・甲状腺・生殖器を正常に働かせるビタミン
「腸内の善玉菌が減るとビオチン欠乏」
「亜鉛の不足で新陳代謝が悪くなり炎症を起こすアラキドン酸が流出」
「アシドフィルス菌・・腸内に常駐する乳酸桿菌」
「腸内でビオチンを賛成するために ⇨ 悪玉ビフィズス菌を駆除 ⇨ アシドフィルス菌を摂取(りんごペクチン、食物繊維、ビタミンCを支援摂取)」
これって、分子栄養学、栄養療法そのもの。。
13年前にこれだけ調べた自分を褒めたい!と同時に、すっかり忘れかけていた自分を叱りたい。笑
掌蹠膿疱症は本当に症状がひどいと関節痛で歩けなくなるとか、手のひらがボロボロになって人前に出せなくなってしまう,、とても辛く苦しい病気です。
私は、ビオチン療法で1年半くらいで良くなりましたが、10年とか、なかなか治らない人も多いらしい。この病気は対処療法ではよくならない。つまりは体質改善(栄養療法)しか方法はない。でも、それを教えてくれる病院はほぼありません。
「掌蹠膿疱症ネット」なんてサイトがあるのに、治療法が記載されてないのが現実。
「ビオチン療法」を実践していた秋田の先生は、ご高齢のため引退されて、誰も引き継いでいる方はいないそう。(ネットで調べた限りでは)自分の研究を理解してくれる人がいなかったとか。栄養療法の先駆者だと思います。
今では分子栄養学の領域では「掌蹠膿疱症」は栄養療法でよくなることは知られています。
疲れやすい、眠れない、気分が落ち込みやすい、イライラなどの不定愁訴と言われる症状や、掌蹠膿疱症などの自己免疫疾患も栄養が満たされることで解決する。
「食べたもので身体は作られる」って誰もが知ってるけれど、食べても作られなかったり、食べたものが邪魔してたり、,、そんなエラーもあるんですよ。
栄養療法の基本はまず栄養を吸収できる身体にする、が第一歩。
まずは何はともあれ、「腸活しよう!」
最近、ここに落ち着くことが多いです。笑
あなたの「腸」は健康ですか?